こんにちは
今回は他の方もやっているセリアのクリームケースを使ったアルコールバーナーを自作しました。
用意したものは
・クリームケース
・スチールウール
の2点です。
![](https://bentman-outdoor.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_0387-scaled-e1587801123873-1024x768.jpg)
作り方は簡単でクリームケースの中に少しほぐしたスチールウールを詰めていくだけ
こんな感じに
![](https://bentman-outdoor.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_4388-scaled-e1587801102971-1024x768.jpeg)
出来上がったので燃焼試験も兼ねてコーヒー1杯分のお湯を沸かしてみました。
今回はスチールウールの有無の違いも確認したかったのでクリームケースのみとの比較も行います。
条件と使用器具は
・水200ml
・ネンコール20ml(メタノール95%、アルコール5%)
・ダイソーのシェラカップ(ステンレス製)
・セリアの五徳
開始直後
![](https://bentman-outdoor.com/wp-content/uploads/2020/04/start-1024x576.jpg)
左側がスチールウール有り、右側が無しです
スチールウール無しですが、有りに比べ炎が不安定ですが青い炎でうまく燃焼しているように見えます。
スチールウール有りは赤い炎でいまいちです。
2分経過
![](https://bentman-outdoor.com/wp-content/uploads/2020/04/2min-1024x576.jpg)
両者ともに炎の形は安定しました。
この時点でもまだスチールウール有りは赤い炎で燃焼効率が悪そうです。
5分経過
![](https://bentman-outdoor.com/wp-content/uploads/2020/04/5min-1024x576.jpg)
このあたりからスチールウール無しが沸騰し始めました。より火力があるようです。
スチールウール有りはまだ沸騰する様子はありません。
6分経過
![](https://bentman-outdoor.com/wp-content/uploads/2020/04/6min-1024x576.jpg)
写真では分かりづらいですが右側は完全に沸騰しています。
左側は底面に気泡がありますがまだ沸騰していません。
![](https://bentman-outdoor.com/wp-content/uploads/2020/04/7min-1024x576.jpg)
7分経過したところで右側の炎が消えました。
スチールウールが無いと燃焼しやすいようです。
左側はまだ炎がありますが沸騰しません。
![](https://bentman-outdoor.com/wp-content/uploads/2020/04/9min-1024x576.jpg)
9分強経過したところでスチールウールありも炎が消えました。
底面の気泡が上に上がり始め、沸騰しそうなところで炎が消えてしまいました。
スチールウールがあると燃焼時間は伸びるようですが燃焼効率が悪くなり火力が弱くなってしましました。
今回セリアのクリームケースとスチールウールを使用してアルコールバーナーを自作し、スチールウールの有無について試験しました。
単純にお湯を沸かすだけならスチールウールは必要なさそうです。スチールウールを使うとカスがポロポロ落ちていたりするのでそういった面でも無いほうが楽かもしれません。とりあえず私はスチールウール無しで使って行こうと思います。
ただ、今回の試験は20度前後の室内で行ったので冬の屋外では違う結果がでる可能性があります。冬になったら検証してみたいと思います。
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